ネグリは、いくつかの鳴き方を使い分けます。
①
「にゃー。」という一番普通の鳴き方。これは、挨拶とか、何か催促する時なんかに使います。
例 「にゃー。」
訳 「ごはんが無いよー。」「ここ開けてー。」「おはよー。」など。
②
「ナーオ!ナーオ!」という鳴き方。これは、なんだかムカッ腹が立ったり、お願いしたことを聞いてもらえなかったりして、ひとりで別の部屋に行って、壁に向かって叫んで発散する時の声です。町田康さんはエッセイで、猫のこういう行動を、いみじくも「別の部屋に行って、壁に向かってみなしごの歌を歌う。」と書いてらっしゃいました。うまい表現ですねぇ。
例 「ナーオ!ナーオ!」
訳 「チクショウ、チクショウ!」「どうせぼくなんか、もらいっ子なんだ!」など。
③
それから、「んきゃあぁぁぁぁ!」という哀れっぽい声。これは、自分を被害者として同情を引きたいときに。私が長時間外出した日の出迎えの第一声や、くつろいでるのに「ちょっと、そこどいて。」と言われた時や、のたのた歩いてるところを後ろから「早く、早く。」と急かされた時に発します。
例 「んきゃあぁぁぁ!」
訳 「淋しかったじゃないかーっ。」「ひどいよぉー。」「そんなに急かさないでよぉ。」など。
④
「ぎゃあっ!」これは、文字通りの悲鳴ですね。尻尾を踏まれたときなどに。
例「ぎゃあっ!」
訳「いてーっ!」
⑤
「んーん。」これは、口を閉めたまま「にゃー。」と言ってるんですね。何度も相づちを求められて面倒くさい時や、催促したいけど、雰囲気的に遠慮されるときなどに使います。
例 「んーん。」
訳 「ハイハイハイハイ。」「あのう、さっきから申しておりますが、ご飯が無いんですけどぉ・・・。」など。
そしてっ。ネグリは、最近、新しい語彙が増えたんです~!それは、「あんっ
・・・・。」という、なんともぶりっ子(死語ですが)な鳴き方。これは、単なる相づちなんですが、自分を可愛く見せたい時に使うようです。最初、たまたまこういう返事をしてみたら、私が「可愛い、可愛い!。」と大喜びしたので、味をしめて、しょっちゅう使うようになりました。
例「あんっ
」
訳「可愛いボクのお返事
!」
ネグリはもうおじいちゃん猫なのに、新しい表現を獲得しました。生きものは、何歳になっても、新しいことを学べるって事ですねえ・・・・うんうん。

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